「仮想通貨の値動きについて分析してみたい」
「相場分析をして自分で投資判断をしたい」
「仮想通貨でより多く稼ぎたい」
と思っている方にはとても役立つファンダメンタル分析を紹介、解説していきます。
ぜひ最後まで読み、ファンダメンタル分析を理解して投資成績の最大化、より勝てる投資判断を目指してください。
2つの投資の分析方法
投資の相場分析は大きく分けて2つ存在します。それは、ファンダメンタル分析とチャート分析です。
1.ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析とは世界の景気動向やパンデミック、地震などの大きな出来事や投資先の開発状況などの情報をもとに値動きを予想することです。
2.チャート分析
チャート分析とはその名の通りチャートを見て値動きを予想することです。
半減期
1番重要視しているのはビットコインの半減期です。半減期とは4年に1度起きるようにプログラムされている、マイニング報酬が半減することを指します。ビットコインは日々発行されていますが、その量が4年に1回半減される仕組みがあり、新規発行される枚数が減り、より希少価値が上がるということになります。
過去のデータを見ると、2012年、2016年、2020年、2024年に半減期があり、半減期の後はいずれも価格が高騰しています。2017年には13倍にも高騰しました。
しかし、注意点があります。
半減期の翌年は価格が上昇するのですが、半減期の翌々年にはどの年も暴落しています。次回のその年にあたるのが2026年で、正直どうなるかわかりませんが今までのデータを参考に売却する投資家が増えると暴落する可能性があります。リスクを取りすぎていないかを再確認することが重要と言えるでしょう。
突発的な大きなニュース
コロナウイルスやウクライナ戦争など突発的な大きなニュースが起きた時の立ち回りも頭に入れておきしょう。近い未来に来ると言われている、南海トラフや台湾有事にも使えるかもしれません。
投資においては、突発的な誰にも予想できないことが起こった時はチャンスとなります。なぜなら、誰にも予想できないことから、まだビットコインの価格に織り込まれていないからです。
大きなニュースが起きた直後
パンデミックや戦争、震災などが起こった直後は暴落しやすくなります。
流れは以下の通りです。
- 仕事に行けなくなって収入が減る
- 物価が高騰しお金が足りなくなる
- 人々は資産を売却して現金を集めるようになる
- 状態が落ち着いてくると政府が経済を立て直すために金利を下げる
- 企業がお金を借りて設備や従業員に投資をする
- 生産性が上がり、経済が潤う
- 人々は貯金をし始めるが金利が下がっているので、投資を始める
3と4のあたりで投資をしているとあとから経済が回復してきた時に資産がかなり増えるということになります。
アノマリー
明確な根拠やデータはないが、繰り返し起こりやすい相場の経験則や事象のことです。それらを紹介していきます。大勢の投資家がそのアノマリーを信じていれば相場に影響されるため頭に入れておきしょう。
1.Sell in May 5月に売れ
イギリスの投資家の格言で、夏の株式は盛り上がらないため5月には手放して9月中旬に再開をするべきというものです。
2.モメンタム効果
相場が一方的に進みやすい傾向にあることを指します。上昇している銘柄はさらに上昇し、下落局面ではさらに加速していきます。
3.ハロウィーン効果
アメリカの格言で「10月に買って4月に売れ」というアノマリーです。毎年10月のハロウィーンシーズンがファンドの決算期で、多くの機関投資家が売却すると言われています。アメリカの方が仮想通貨の理解が進んでいるため、仮想通貨の相場に影響される可能性があります。