【知らないとヤバい】イーサリアム(ETH)について|ビットコインとの違い

仮想通貨

「イーサリアムの特徴があるのか」
「イーサリアムの将来性」
「イーサリアムの課題」
をあなたは知っているでしょうか?
イーサリアムはビットコインの次に有名なアルトコインです。この記事を読むとイーサリアムについての知識を持ち、自分で投資判断ができるようになりますのでぜひ最後までご覧ください

イーサリアムとは

2025年4月時点のイーサリアムの時価総額は28兆円で時価総額ランキング2位で、アルトコインの中では1番人気の仮想通貨です。

順位通貨時価総額
1位ビットコイン(BTC)約242兆円
2位イーサリアム(ETH)約28兆円
3位リップル(XRP)約18兆円
4位ビルドアンドビルド(BNB)約12兆円
5位ソラナ(SOL)約9兆円

2013年にヴィタリック・ブテリンが分散管理できる通貨ビットコインの誕生を見て、コンピューターを分散管理できるシステムとしてイーサリアムを開発しました。

ビットコインとイーサリアムの違い

結論から言うと、ビットコインはデジタルゴールドと呼ばれ資産の保有に向いていることが特徴で、イーサリアムは様々なアプリケーションの開発が可能であることが特徴となります。

1.デジタルゴールドと呼ばれるビットコイン

ビットコインはデジタルゴールドと呼ばれる通り、金と同じような特徴を持っています。
例えばコロナウイルスが流行した際に経済活動が止まり、世界中の国が給付金や株の買い支えなど、お金を大量に刷り世の中のお金の量が増えました。お金の量が増えたことでモノの価値が高まり、インフレになりました。ビットコインはあらかじめ2,100万枚までの発行枚数が決まっているため、価値が薄まりません。金が世界中で採掘できる量が決まっているのと同じだと言えます。さらに、国や企業が管理しているわけではなくユーザーみんなで分散管理しているため、権力による価格操作が起こりません。昨今ではそんな性質に注目した、国や企業、資産家たちが買い集めており人気が集まっています。

2.アプリやサービスを開発できるイーサリアム

イーサリアムを基盤として様々なアプリケーションやサービスを開発できることがイーサリアムの強みです。例えばイーサリアムのブロックチェーンを使ってゲームやECサイト、コインを作ったりできます。しかも世界中の誰でも作れてしまいます。

イーサリアムの強み

イーサリアムとはプラットフォームの名前で、そこで使える通貨をイーサと呼んでいます。例えると、楽天で楽天ポイントを使っているようなものです。

イーサリアムの1番の特徴はスマートコントラクトだと言えます。スマートコントラクトとは自動で契約を実行できるプログラムで、イーサリアムはそのスマートコントラクトをブロックチェーンという誰にも改ざんできないシステム上に作ることができるます。
つまり世界中の人々とお金のやり取りができ、不正や改ざんができないため、メルカリや銀行のような仲介業者が不要で余計な仲介手数料もかからないんです。

まとめると以下の3点です。

  1. イーサリアムにはスマートコントラクトという契約の自動化ができる機能がある
  2. スマートコントラクトを使った、中央管理者のいない分散型アプリケーションが作れる
  3. アプリケーションを使うときの通貨がイーサ

スマートコントラクトはビットコインに実装されておらず、利便性や使い道についてはイーサリアムがビットコインよりも勝ります。

イーサリアムの将来性

結論、将来性はかなり高いと言えます。テスラCEOのイーロン・マスクさんやホリエモンさん、金持ち父さん貧乏父さん著書のロバート・キヨサキさんもイーサを保有していることから将来性の高さが伺えると思います。
イーサリアムが注目されている3つの要素に分けて解説していきます。

1.世界中の天才によって、イーサリアム上にどんどんアプリ開発されている

銀行やアプリ、ゲームもイーサリアム上でどんどん開発されています。分散型アプリケーションが増えれば、そこで使われる通貨のイーサも価値が上がります。
アップルストアに面白いゲームやアプリがリリースされた時も、iPhoneのユーザーが増えて、アップルもどんどん大きく成長したのが記憶に新しいですよね。

2.イーサリアム上で新たなトークンが発行されて伸びている

新たな仮想通貨が生まれる時、独自のブロックチェーン上で生まれることもありますが、既存のブロックチェーンを利用して生まれる場合もあるんです。例えば、USDTやDAIなどの仮想通貨はイーサリアムのブロックチェーン上で開発されています。それらイーサリアムのブロックチェーンを利用したアプリを使用する時にイーサが必要になるため、伴ってイーサリアムの需要が高まっていきます。

3.権力集中になってきている

最近生活していて以下のサービスでほとんど完結していると思いませんか?

  • Google
  • Amazon
  • Facebook(現Meta)
  • Apple
  • Microsoft

上記の企業に権力が集中しており、頭文字をとってGAFAM(ガーファム)と呼んでいます。この状況は、社会からすると富が偏ってしまうため好ましくありません。
これらを解決できるのが特定の中央管理者が存在せず、ユーザーみんなでデータを管理する分散型管理システムを使ったイーサリアムをはじめとするプラットフォームです。今後社会でもっと権力集中が問題視されるようになってくると分散型アプリケーションへの注目が高まっていくでしょう。

イーサリアムの今後の課題

イーサリアムの今後の課題について、3つの観点から解説していきます。

1.イーサリアムの処理速度

イーサリアムは安全性と分散性を重視しているため膨大なデータを処理することが苦手です。世界中の人が一斉に取引すると重くなってしまう現状があります。

2.手数料の高騰

前述で述べたように、一斉に取引が行われ処理速度が落ちると一時的に取引にかかる手数料が高くなってしまいます。

3.イーサリアムキラーの登場

最近では安全性と分散性を落として、手数料を安くするイーサリアムキラーと呼ばれるカルダナやソラナといったプラットフォームが誕生しています。

これらの課題を抱えたイーサリアムですが、定期的にアップデートを行っており成長しています。
2022年に行われたアップデートではシステム維持にかかる電気代を下げ、安全性も高めることに成功しました。2023年4月のアップデートでは、手数料を下げることに成功しました。
このようにイーサリアムは定期的に成長しており、使いやすく進化しています。いずれはこれらの課題を解決できるようになるかもしれません。

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