「ビットコイン以外の仮想通貨について知りたい」
「初心者にもオススメのアルトコインが知りたい」
「アルトコインの価格は上がらないと言われて心配」
と思っている仮想通貨投資の初心者の方はいませんか?
この記事ではアルトコインの特徴から将来性、時価総額を見ながら解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
アルトコインの特徴
アルトコインとはビットコイン以外のコインを指し、Alternative Coin(ビットコインの代わり)の頭文字から取られた言葉になります。
アルトコインの特徴は大きく分けて3つありますので以下で解説していきます。
1.種類の豊富さ
その数は1,000種類以上あり、またアルトコインは誰でも作れてしまうため実質無限に存在します。しかし、その中から投資をする価値のあるコインは10種類程度です。日本の取引所で取り扱いのあるアルトコインは30種類ほどです。のできるプラットフォームよっては取り扱いのないアルトコインも存在するため、買いたいアルトコインがあるプラットフォームを選びましょう。
2.仕組みや用途の違い
アルトコインはビットコインの仕組みを見て、そこから用途に合わせて便利にした独自性を発揮しています。そのため、アルトコインはそれぞれの強みがあるので誕生した背景やバックに存在する企業を知ることで、将来性を感じることができます。つまり、それぞれのアルトコインの特徴を知った上で、あなたが将来性を感じた通貨に投資をするべきということです。
3.価格変動が激しい
アルトコインはビットコインよりも価格変動が激しい傾向にあります。その理由は、時価総額がビットコインに比べて小さいことが挙げられます。時価総額が低いと、大きな値上がりを期待できる分、大きく価格が上下することが多いのが特徴です。
池を時価総額、水を資金に例えると分かりやすく、時価総額の大きいビットコインは少し池の水を抜いても水位がそこまで変わりませんが、時価総額が低いアルトコインの池は小さいため、少しでも資金となる水が増えると水位が上昇しやすく、水を抜くと暴落しやすいです。
アルトコインのオススメ7選
数あるアルトコインの中から以下の7つに絞って紹介していきます。
時価総額、特徴、将来性の3つの観点からまとめておりますので、あなたの期待できると思うアルトコインを選んでみましょう。
1.イーサリアム(ETH)
初心者の方はイーサリアムを選ぶのが無難でしょう。
時価総額は2025年4月時点で、27兆円とビットコインの次に大きい規模です。
イーサリアムはビットコインの次に誕生し、アルトコインの中であれば1番最初に誕生しました。分散管理できる通貨ビットコインの誕生を見て、コンピューターを分散管理できるシステムとしてイーサリアムが開発されました。イーサリアムを基盤として様々なアプリケーションやサービスを開発できることがイーサリアムの強みです。
イーサリアムの将来性はかなり高いと言えます。銀行やアプリ、ゲームもイーサリアム上でどんどん開発されています。分散型アプリケーションが今後増えれば、そこで使われる通貨のイーサも価値が上がります。
USDTやDAIなどの仮想通貨はイーサリアムのブロックチェーン上で開発されています。それらイーサリアムのブロックチェーンを利用したアプリを使用する時にイーサが必要になるため、伴ってイーサリアムの需要が高まっていきます。
Google、Amazon、Facebook(現Meta)、Apple、Microsoftの企業の頭文字を取ってGAFAM(ガーファム)と呼びますが、昨今のサービスはほとんどこのGAFAMに権力が集中しています。今後社会で権力集中が問題視されるようになってくると、分散型アプリケーションへの注目が高まっていくことから将来性の高さを伺えます。
イーサリアムについて詳しく知りたい方は下記の記事も見てみてください。
2.ソラナ(SOL)
時価総額は2025年4月時点で、9兆円で時価総額ランキング5位です。
ソラナはイーサリアムと似たシステムと言えます。イーサリアムとの違いは、イーサリアムの欠点である処理速度の遅さを改善している点にあります。
ソラナの将来性ですが、イーサリアム上では処理速度が追いつかないゲームやサービスが生まれると伸びると考えられます。イーサリアムの方がユーザーが多いため、アプリケーションの開発者の目線で見るとイーサリアムの方が魅力的に映ることもあるでしょう。社会情勢とイーサリアムとの関係性を見つつ検討しましょう。
3.リップル(XRP)
時価総額は2025年4月時点で、17兆円で時価総額ランキング3位です。
リップルは送金に特化したアルトコインで、とにかく早くて、手数料が安いことが特徴です。ビットコインやイーサリアムは安全性や特殊機能重視のため重く、ユーザーみんなが一斉に使うと送金時間や送金手数料が増えたりしてしまいます。
また、現在の銀行システムの海外送金の手数料と銀行間の送金問題を解決するために生まれたという背景もあります。仮に現状の送金システムで円を他の国に送ろうとすると、たくさんの銀行間を挟むことで、送金に時間がかかり手数料も大きくなってしまいます。その点、リップルで送金をすると送金時間は3.3秒、手数料は0.1円以下です。
リップルの将来性は今後の社会情勢によりますが、海外に送金する機会が一般の人々により身近になるようなことがあれば、急激に成長することが見込めます。
4.バイナンスコイン(BNB)
時価総額は2025年4月時点で、11兆円で時価総額ランキング4位です。
バイナンスコインは世界最大の仮想通貨取引所が発行している仮想通貨です。イーサリアムやビットコインとは違い、バイナンスに権力が集中している特徴があります。
バイナンスが投資をしてどんどん推し進めていることから、バックに大企業がいることが強みともとれます。
5.スイ(SUI)
時価総額は2025年4月時点で、9千億円で時価総額ランキング55位です。
SUI(スイ)はMeta社(旧Facebook)の元社員たちによって開発された、ゲーミング、DeFi、分散型ソーシャルメディア、NFTプロジェクトなどに使用されているアルトコインです。
時価総額ランキングは50位前後ですが、将来性を期待されているコインでもあります。
6.トロン(TRX)
時価総額は2025年4月時点で、3兆円で時価総額ランキング7位です。
トロンはブロックチェーンプラットフォームを提供し、分散型アプリケーション(DApps)の開発、デジタルコンテンツの配信、スマートコントラクトの実行など、さまざまな用途に使用できる暗号資産です。
トロンは、特にエンターテイメント領域のデジタルコンテンツの配信や管理が可能なプラットフォームとして開発されているのが特徴です。また、トロンは韓国のスマホメーカー「Samsung」と提携をしており、2022年10月にはドミニカ国政府が国家のブロックチェーンインフラとしてトロン・プロトコルを認定しました。
7.アバランチ(AVAX)
時価総額は2025年4月時点で、1兆円で時価総額ランキング11位です。
アバランチ(AVAX)はスマートコントラクトを実装することで分散アプリのプラットフォームとなる高機能な暗号通貨ネットワークです。時価総額ランキング10位前後に位置しており、注目のアルトコインといえます。